フリーランスの働き方

『これからは地域ビジネスの時代だ!』ちちぶる編集長・浅見裕さんイベントレポ

漫画化ブロガーのヤドカリコ(@yadokarikodayo)です。

 

「これからは地方の時代だ!」最近よく聞きますね。

わたしも山梨県都留市の「コワーキングコミュニティteraco.」(@teraco_tsuru )で最近お世話になっていて、地方ビジネスにはとても興味があります。

 

10月18日にteraco.にて、秩父のWEBローカルメディア「ちちぶる」編集長・浅見裕(あざみっくす)さんのトークイベントがありました。

【あざみっくすに聞く!「メディアと地域におけるビジネス」】

ローカルビジネスを中心に、なんと浅見さんは「年商1,000万円稼ぐフリーランス」!!

浅見裕さん:「浅見制作所」代表(@azamixx821

埼玉県秩父のローカルWebメディア「ちちぶる」編集長。

1982年生まれ、埼玉県秩父郡出身。

ホームページ制作・ライターメディア運営・講演など行っています。
またオンラインサロン「箕輪編集室」でイベント運営もされています。

今回のイベントでは、浅見さん流の「メディアと地域におけるビジネス」についてお話していただきました。

さっそくレポートしますね(=゚ω゚)ノ

ちちぶる編集長・浅見裕さん流「地方フリーランスの稼ぎ方」

浅見裕さん撮影:ヒロ https://ocean-diver.com/

浅見さんは現在、秩父のローカルメディア「ちちぶる」の編集長です。

フリーランスとして独立する半年前から ローカルメディアの運営をされていました。

 

浅見さんは「ちちぶる」のほかにも

  • クライアント数26件
  • 案件数37件

こんなにもたくさんの案件をこなしています!

ヤドカリコ
ヤドカリコ
なんとたくさんのお仕事をされているんだろう…!スゴイ!!

ポートフォリオで案件をかなり分散しているんですね。

浅見さん
浅見さん
顧客を複数持つことによって、1社に依存しないようにしています。

1社に頼っていると、悪い意味で言いなりになってしまう。常に新規開拓してますよ、忙しい時こそ新規開拓!

ローカルメディアで外せない「収益の柱2つ」

浅見裕さん撮影:ヒロ https://ocean-diver.com/

ローカルメディアとビジネスを語るうえで、外せない「2つの収益の柱」がある、と浅見さんは語っていました。

その2つとは

  1. メディア収益型
  2. 他事業収益型

この2つの収益の柱についてお話しますね!

①メディア収益型

サイトのPVを増やし、そして広告・アフィで収益を得る。
たくさんのアクセス数を稼ぐことが必要になる。

②他事業収益型

広告塔としてメディアを運営し、自分のサービスにつなげるモデル。

こちらが「ちちぶる」モデル。
アクセス数もニッチな地方メディアの運営は、この方法がオススメ!

浅見さん
浅見さん
地域情報で広告・アフィをしても、あまり儲かる見込みはないです。PV数もニッチなエリア発信では伸びない。

他事業収益型の収益モデルが、地方メディアのビジネスではオススメですね!

ローカルメディアの「他事業収益型モデル」で重要な4つの要素

撮影:ヒロ https://ocean-diver.com/

ここからは「他事業収益モデル」で重要な4つの要素について、詳しく書きますね。

  1. ブランディング
  2. 分散型メディア
  3. 個人ブログ
  4. 自ら営業する

この4つを、浅見さんは取りあげていました。

①「ブランディング」:他事業収益型モデル

  • コンテンツ設計
  • 世界観の担保(コンセプトがしっかりしたメディア)

その土地の「本来持っている必然性」を持ったコンテンツを作ること。自分にしかできないコンテンツを作り、ローカルメディア=地域の解像度を上げて発信します。

浅見さん
浅見さん
「解像度が高い情報」は全国区のメディアでは難しい。僕は必ず体験したことを記事にします。

体験以上の記事は書けないですからね。

 

②「分散型メディア」:他事業収益型モデル

様々なSNSメディアで相互リンクを貼りながら、自分のオウンドメディアへ繋げていく。

ちちぶるの情報を様々な媒体に載せる。そして自分のメディアに誘導していく導線を作る。

秩父に関する情報の入り口をひたすら網羅する。

浅見さん
浅見さん
広く刺さる記事ではなく、深く刺さる記事をローカルメディアでは心がけています。
たとえば「あの学校の先輩カッコいいよね…」みたいな、読む人に寄り添った記事。

 

③「個人ブログ」:他事業収益型モデル

ブランディングの上でも重要!

つまり【顔が見えるメディア】を作るために、ブログを使います。

表面の公式メディアでは伝えきれないことを、個人ブログで発信できるのがメリット。

浅見さん
浅見さん
個人ブログではかなり個人的な考えも書けます。表面の公式メディアでは、伝えきれないことを発信できます!

ブログをやっていると「”ちちぶる”をやっている人のブログだ!」と読者が読んでくれます。

 

④「自ら営業する」:他事業収益型モデル

「リアルと紐付けてやっていく」のが、地域メディアの運営としてはあり!

✅地域外の影響力のある人と繋がるように頑張る
→インフルエンサーに乗っかる
→なんかすごい感を出す

浅見さん
浅見さん

たとえば僕はオンラインサロン「箕輪編集室」に入って、イベント運営をしています。

飛ぶ鳥を落とす勢いの箕輪さんと一緒にお仕事をすることで、影響力ある人と繋がれるように頑張っています。そうすると地元の人に「あいつすごいらしいな」みたいに思われます笑

まとめ:「メディアと地域におけるビジネス」イベントレポ

浅見裕さん撮影:ヒロ https://ocean-diver.com/

以上、イベントレポでした!

地方のメディア運営では、アクセス数をたくさん集める必要はなく「地元に密着した解像度の高い情報」を発信するのが大切だと分かりました。

ヤドカリコ
ヤドカリコ
地方はビジネスの種がいっぱい!

田舎だから仕事がない、というわけじゃないことがわかったよ!

 

▼懇親会では「グラレコ」について、素敵なアイディアを聞くことができました!

はるばる遠い場所から都留まで来ていただき、浅見さんありがとうございましたー!

 

以上、ヤドカリコでした!

 

写真撮影:ヒロ(@fcbjstiha )(ブログ

文章校正:草ノマド(@kusanomad 

 

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ABOUT ME
ヤドカリコ
田舎と都会を行き来する生活をするフリーランス。イラストレーター、クリエイティブ周りのデザイン作りから、オフラインのイベント企画、登壇者まで「なんでも60点」なゼネラリスト。
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